西ブログブルク公国

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フランス国王の称号

フランス革命前後のフランス国王、皇帝の称号をフランス語で見ると、微妙に変わっていることがわかります。
<ブルボン朝>
国王ルイ15世(Roi de France)
国王ルイ16世(Roi de France)

<フランス革命>
<ブルボン朝>
国王ルイ16世(Roi des Francais)
国王ルイ17世(Roi des Francais)

<第1共和制>
<第1帝政>
皇帝ナポレオン1世(Empereur des Francais)
皇帝ナポレオン2世(Empereur des Francais)

<王政復古>
<ブルボン朝>
国王ルイ18世(Roi de France)
国王シャルル10世(Roi de France)

<7月革命>
<オルレアン朝>
国王ルイ・フィリップ(Roi des Francais)

<2月革命>
<第2共和制>
<第2帝政>
皇帝ナポレオン3世(Empereur des Francais)
フランス国王を表す言葉が「Roi de France」から「Roi des Francais」に変わっています。この意味の違いは以下の通りです。
Roi de France(英語表記:King of the France)
 =フランス国王、フランスの王

Roi des Francais(英語表記:King of the French)
 =フランス人民の王、フランス国民の王、フランス人の王
革命により、「フランスに君臨する王」ではなく、「フランスの人民のための王」になったということですね。しかし、フランス革命後に復活したブルボン朝では、また国王の称号が「フランスに君臨する王」に戻っています。そして、7月革命でブルボン朝が倒れて、オルレアン朝のルイ・フィリップが国王として即位すると、今度は「フランス人民の王」を名乗っています。要は、自分の身分の支持基盤である人民への配慮と言えるでしょう。

あと勘のいい人はもう気付いているかもしれませんが、皇帝ナポレオン(1世~3世)も全員、「フランスの皇帝」ではなく「フランス人民の皇帝」の称号を名乗っています。
  1. 2005/04/12(火) 11:08:32|
  2. 王侯貴族・ローマ法王
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

この件で注目すべきは、1791年憲法で、フランス国王の称号が'N. (le nom du roi) par la grâce de Dieu, et par la loi constitutionnelle de l'Etat, roi des Français'(英語にすると、'[Name] by the Grace of God, and by the constitutional law of the State, King of the French')と定められている点です。
  1. 2005/04/12(火) 12:36:21 |
  2. URL |
  3. dzlfox #79D/WHSg
  4. [ 編集]

も一つ。
King/Emperor of Frenchではなくて、'of the French'ですね。
  1. 2005/04/12(火) 19:55:30 |
  2. URL |
  3. dzlfox #79D/WHSg
  4. [ 編集]

dzlfox様
ご指摘ありがとうございます。修正しました。
  1. 2005/04/12(火) 20:01:47 |
  2. URL |
  3. 公爵 #79D/WHSg
  4. [ 編集]

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