西ブログブルク公国

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帝王切開

秋篠宮妃(文仁親王妃)紀子殿下が来月9月にも第3子をご出産になります。第一女子の眞子内親王殿下、第二女子の佳子内親王殿下の時は自然分娩だったそうですが、今回は「前置胎盤」という、通常なら子宮の奥にある胎盤が子宮口をふさぐ異常な位置にある状態であるため、「帝王切開」でのご出産となるそうです。

帝王切開」とは母体の子宮を切開することによって胎児を取り出す手術方法です。「帝王切開」と言うと何なら王侯貴族と関係がありそうですが、何故この方法を「帝王切開」と呼ぶのか、ちょっと説明したいと思います。

そもそもこの手術方法は古代ローマ時代から行われており、「切る」と言う意味のラテン語「sectio」と「caesarea」を組み合わせた「sectio caesarea」と呼ばれておりました。ところでちょっと話は変わりますが、「caesarea」と言うと欧州各国の言語において皇帝(君主)の語源となったローマの英雄「カエサル」を思い浮かべると思います。「カエサル」のフルネームは「ガイウス・ユリウス・カエサル」(Gaius Julius Caesar)と言い、ローマの名門貴族「ユリウス家」の分家でした。そう、ラテン語「カエサル」は、本来は「切り分ける、切除する、分家」という意味なのです。しかし「ガイウス・ユリウス・カエサル」がローマ帝国繁栄の礎を築いて暗殺されると、ただの分家の意味でしかなかった「カエサル」が「皇帝」の代名詞になってしまいました。そのため、「子宮切開による出産手術」を意味するラテン語「sectio caesarea」が世界各国の原語に訳される時、「caesarea」が「カエサル=皇帝」と間違って結びつけられ、ドイツ語では「Kaiserschnitt」と「Kaiser=皇帝」と「schnitt=手術」を組み合わせた言葉となりました。そしてドイツ語「Kaiserschnitt」を日本語に翻訳する時に、それをそのまま直訳して「帝王切開」となったと言われております。

ですから「子宮切開による出産手術」と「帝王」はあまり関係ありません。

詳しくは以下のサイトをご覧下さい。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 帝王切開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E7%8E%8B%E5%88%87%E9%96%8B

<公爵の独り言>
秋篠宮妃(文仁親王妃)紀子殿下の母子共に健康な出産を祈っております。

テーマ:出産 - ジャンル:育児

  1. 2006/08/18(金) 01:02:56|
  2. 王侯貴族・ローマ法王
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