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天皇の定年

毎日新聞が興味深い記事を書いております。

MSNニュース -毎日新聞- 9月12日 14時29分
大きな声では言えないが:天皇の定年
大きな声では言えないが:天皇の定年=牧太郎

 親王殿下、ご誕生、おめでとう御座(ござ)います。天皇、皇后両陛下はことのほかお喜びのことと推察申し上げます。41年ぶりの男児誕生、本当に感動的でした。

 とはいえ、下々の私はホンのちょっとだけ気がかりなのです。親王が「自分には職業選択の自由がない」と気がつかれた時のことで御座います。

 生まれながらの数奇な運命が親王から「自由」を奪うでしょう。しかも、天皇におなりになれば、その「お仕事」は実にハードなものです。日常の公務の多くは書類の決裁。宮殿の表御座所「菊の間」で首相官邸、宮内庁から運ばれた書類をご覧になり、決裁される。この数は年間2500件以上と聞いております。「認」「可」「覧」の決裁印を押すだけでなく「明仁」とお名前を書かれる必要もあります。法律、条令、政令、国会の召集、総選挙……すべて天皇のご署名が必要です。

 儀式は目白押し。総理大臣、最高裁長官の任命式、外国大使・公使の信任状奉呈式、大臣、判事、会計検査院検査官などの認証官任命式、勲章授与式、国会開会式、歌会始の儀、園遊会……外国訪問も大事なお仕事です。

 明治憲法下では、天皇に祭祀(さいし)大権が与えられていましたが、戦後、政教分離の建前から宮中祭祀は国事行為ではなく「私的なもの」になっています。しかし、1月1日の「四方拝」(早朝、神嘉殿南庭で伊勢の神宮、山陵および四方の神々を拝む年中最初の行事)に始まって、現在でもすべての宮中祭祀は旧皇室祭祀令どおりに行われております。凍(い)てつく早朝に行われるものもあり、恐れ多い物言いではありますが、高齢の天皇陛下には、やがて厳しいお仕事になるでしょう。

 ともかく、天皇は一時も緊張から解き放されることがありますまい。親王が「天皇になる運命」を知れば、どう思われるのでしょうか。

 せめて政府・宮内庁はもっと「天皇の公務」を積極的に情報開示すべきだと思っております。われわれは「天皇」にどれほどの犠牲を強いているか、知るべきです。「お世継ぎ騒動」を面白おかしく書くメディアも「天皇家の人々」の犠牲の下で、国体が維持されていることを書くべきです。

 突拍子もない意見ではありますが、がんを克服され、いちずに公務を遂行される天皇陛下に、近い将来「天皇の定年(退位)」をプレゼントしたい。そんな気持ちになってしまったのです。(専門編集委員)
現在の皇室制度においては、天皇は退位することができません。天皇の国事行為遂行が困難となった場合には摂政が置かれ、摂政が天皇に代わって国事行為を行うことになります。
皇室典範
第3章 摂政
第16条 天皇が成年に達しないときは、摂政を置く。
2 天皇が、精神若しくは身体の重患又は重大な事故により、国事に関する行為をみずからすることができないときは、皇室会議の議により、摂政を置く。
確かに、はるか昔の天皇のように退位することができれば、天皇の負担を軽減できるかもしれません。実際に退位するかどうかはともかくとして、これは検討の価値はあるのではないかと思います。なかなか興味深い提言だと思います。しかし私はこの記事の締め括りの文言に非常に不快感を感じました。

近い将来「天皇の定年(退位)」をプレゼントしたい。

現行の制度における「天皇の定年(退位)」が何を意味するか。しかもこの記者は「近い将来」に「プレゼント」したいそうです。なんだか恐ろしいこと想像させます。あまりに畏れ多いことで、私にはそれを文字に起こすことすら憚られます・・・。もっと別の書き方は出来なかったのでしょうか? 私は、この記者が、

近い将来「人生の定年」をプレゼント

されてしまうのではないかと心配しております。

<公爵の独り言>
プロの記者ならば、その記事を読んだ人がどういう印象を受けるかも考えて記事を書くべきでしょう。少なくとも私はかなり不快に感じました。

テーマ:皇室典範について - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/09/12(火) 18:40:20|
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