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イタリアのローマを観光すると、あちこちで「
SPQR」または「
S.P.Q.R」と言う4文字のアルファベットが見られます。「
SPQR」はラテン語「
Senatus Populus Que Romanus」の略語で、その意味は「
ローマの元老院と市民」、すなわち古代ローマ(共和政ローマ、ローマ帝国)の主権者を意味するそうです。また、「
紳士淑女諸君」という感じで、演説などの冒頭の挨拶にも使われたそうです。
「
SPQR」の文字は、古代ローマとその市民の栄光と誇りを現すものであり、当時ローマ帝国の領域であった現在のヨーロッパや北アフリカにいたるあらゆる地域で公共物に全て刻まれ、軍団の軍旗などにも使われました。ローマ時代の遺跡やそれを基にした建造物、ローマ市の盾形の紋章に「
SPQR」の文字を見て取ることができます。古代ローマ帝国を舞台にした映画などでも「
SPQR」の文字は良く見られます。最近私が見た映画「The Robe」(邦題:聖衣)でも、ローマ皇帝カリギュラの玉座に金文字で「
SPQR」と書かれていました。
また、現在でもローマ市役所の広報に使用されており、
SPQR ゴミはクズカゴヘといった風に使用されているそうです。
<公爵の独り言>
ローマ帝国関連と言うことで・・・。
テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報
- 2006/09/13(水) 20:06:24|
- 王侯貴族・ローマ法王
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